2021-11-13

IllustratorのパスをAfterEffectsに反映させる方法

今回は、IllustratorのパスをそのままAfterEffectsに持ってくる方法をご紹介します。

IllustratorでデザインしたものをAfterEffectsでモーションをつける事はよくありますよね。

そんな時に使える便利な情報です!

以下、Illustrator・AfterEffectsの綴りが長いので、ai・aepに略しますね。笑

 

さて、今回のテーマですが、普通aiデータをaepに読み込むとaiのパスまでは付いて来なくて、aiデータとしてaepに読み込まれます。

その何が不便かと言うと、パスのトリミングができないんですよね。

あと、aiデータだとサイズを変えると線幅まで細く・太くなってしまいます。

これらをクリアしてくれる、パスデータです!

早速、方法をご紹介していきますね。

IllustratorのパスをAfterEffectsに反映させる方法

aepで新規シェイプレイヤーを追加

右クリック>新規>シェイプレイヤーでシェイプレイヤーを追加します。

シェイプレイヤーのパスを追加

シェイプレイヤー内のパスを追加していきます。

コンテンツ>追加>パスでパスを追加します。

追加したパスをaiのパスの数だけ複製

先ほど追加したパスをaiのパスの数だけ複製していきます、

パスを選択して、Command+Dで複製してください。

例えば下記、画像だとパスは6つですね。

aepで追加したパスのタブの中のパスを全て選択

分かりにくい表現ですみません。。

先ほど追加したパスのタブを開くと、ストップウォッチがついたパスが出てくると思います。

それらを複製したもの含め、全て選択します。

aiのパスをコピー

aiの持ってきたいパスを全て選択してコピーしてください。

aepにペースト

aiのパスをコピーしたらaepでペーストします。

先ほど、パスを選択したままの状態だと思うので、ペーストしてください。

もし、選択が外れている場合、もう一度全てのパスを選択し直してペーストしてください。

シェイプの線を追加

ペーストするとパスがプレビュー画面に反映されたと思います。

このままだとただのパスデータなので、シェイプに線を追加して可視化します。

シェイプ>コンテンツ追加>線で追加します。

パスのトリミングを追加

線を追加したらパスのトリミングでアニメーションできるようにします。

シェイプ>コンテンツ追加>パスのトリミング

シェイプレイヤーを複製して1つのパスにする

このままモーションさせると、全て同時に動きますよね。

別々にアニメーションさせたい場合は、シェイプレイヤーを複製してパスがそれぞれのレイヤーで1つずつになるようにします。

複製して、各レイヤーに1つだけ、パスが割り当てられている状態ですね。

すみません。ここはあまり効率的ではないので、もし良い方法があれば教えてください。笑

結構めんどくさいです、、

あとは、パスのトリミングでアニメーションさせるだけです。

aiからaepにパスデータを持ってくる方法を探っている方は、パスのトリミングの方法は必要ないかと思いますが、念のため書いときますね!

パスのトリミングでアニメーションさせる方法

まず、前提として、パスのトリミングは他のモーションと同じく、キーフレームを打って、キーフレーム間を0%〜100%でアニメーションさせていきます。

0%で線が見えない状態から100%になるにつれ、線が伸びるアニメーションなど。

ただこれが一概には言えず、逆に0%から100%で線がある状態から線が消えてくアニメーションにもなるので、そこが少しややこしいんですよね。

その理由は下記です。

パスのトリミングには開始点と終了点の、2種類の動かし方があります。

この2種類は数値・アニメーションの方向ともに、反対の動きをします。

開始点・終了点を組み合わせてアニメーションさせる

線のアニメーションにも色々種類があると思います。

 

線が伸びて出てくるアニメーション

線が消えていくアニメーション

線が伸びて、後追いで消えていくアニメーション(リモコンからピッと操作する線のイメージ)

線が伸びたり縮んだり反復するアニメーション(通信中で行ったり来たりしている線のイメージ)

 

これらは開始点と終了点を組み合わせることでアニメーションさせます。

パスのアニメーションの方法

動かし方は、キーフレームを打って、0%から100%の数値を入れてください。

開始点と終了点ともに、同じです。

以上です。笑

 

雑ですみません。。

開始点・終了点が関係しあって、アニメーションするので全パターン説明するの難しんですよね。

方法さえ分かれば触っていく中で、覚えられると思います!(他人事。。笑)

 

まとめ

今回は、IllustratorのパスをそのままAfterEffectsに持ってくる方法をご紹介しました。

モーショングラフィックスのベースデザインはaiで組むことが多いと思います。

そんな時、この方法は必ず役立ちます。

多分、プラグインやスクリプトを使うともっと楽にできると思いますが、学生などお金をかけたくない方にはおすすめです。

また、もっと効率的な方法や他のやり方等、ありましたら教えて頂けると大変助かります!

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