IllustratorのパスをAfterEffectsに反映させる方法
今回は、IllustratorのパスをそのままAfterEffectsに持ってくる方法をご紹介します。
IllustratorでデザインしたものをAfterEffectsでモーションをつける事はよくありますよね。
そんな時に使える便利な情報です!
以下、Illustrator・AfterEffectsの綴りが長いので、ai・aepに略しますね。笑
さて、今回のテーマですが、普通aiデータをaepに読み込むとaiのパスまでは付いて来なくて、aiデータとしてaepに読み込まれます。
その何が不便かと言うと、パスのトリミングができないんですよね。
あと、aiデータだとサイズを変えると線幅まで細く・太くなってしまいます。
これらをクリアしてくれる、パスデータです!
早速、方法をご紹介していきますね。
table of contents
IllustratorのパスをAfterEffectsに反映させる方法
aepで新規シェイプレイヤーを追加
右クリック>新規>シェイプレイヤーでシェイプレイヤーを追加します。
シェイプレイヤーのパスを追加
シェイプレイヤー内のパスを追加していきます。
コンテンツ>追加>パスでパスを追加します。
追加したパスをaiのパスの数だけ複製
先ほど追加したパスをaiのパスの数だけ複製していきます、
パスを選択して、Command+Dで複製してください。
例えば下記、画像だとパスは6つですね。
aepで追加したパスのタブの中のパスを全て選択
分かりにくい表現ですみません。。
先ほど追加したパスのタブを開くと、ストップウォッチがついたパスが出てくると思います。
それらを複製したもの含め、全て選択します。
aiのパスをコピー
aiの持ってきたいパスを全て選択してコピーしてください。
aepにペースト
aiのパスをコピーしたらaepでペーストします。
先ほど、パスを選択したままの状態だと思うので、ペーストしてください。
もし、選択が外れている場合、もう一度全てのパスを選択し直してペーストしてください。
シェイプの線を追加
ペーストするとパスがプレビュー画面に反映されたと思います。
このままだとただのパスデータなので、シェイプに線を追加して可視化します。
シェイプ>コンテンツ追加>線で追加します。
パスのトリミングを追加
線を追加したらパスのトリミングでアニメーションできるようにします。
シェイプ>コンテンツ追加>パスのトリミング
シェイプレイヤーを複製して1つのパスにする
このままモーションさせると、全て同時に動きますよね。
別々にアニメーションさせたい場合は、シェイプレイヤーを複製してパスがそれぞれのレイヤーで1つずつになるようにします。
複製して、各レイヤーに1つだけ、パスが割り当てられている状態ですね。
すみません。ここはあまり効率的ではないので、もし良い方法があれば教えてください。笑
結構めんどくさいです、、
あとは、パスのトリミングでアニメーションさせるだけです。
aiからaepにパスデータを持ってくる方法を探っている方は、パスのトリミングの方法は必要ないかと思いますが、念のため書いときますね!
パスのトリミングでアニメーションさせる方法
まず、前提として、パスのトリミングは他のモーションと同じく、キーフレームを打って、キーフレーム間を0%〜100%でアニメーションさせていきます。
0%で線が見えない状態から100%になるにつれ、線が伸びるアニメーションなど。
ただこれが一概には言えず、逆に0%から100%で線がある状態から線が消えてくアニメーションにもなるので、そこが少しややこしいんですよね。
その理由は下記です。
パスのトリミングには開始点と終了点の、2種類の動かし方があります。
この2種類は数値・アニメーションの方向ともに、反対の動きをします。
開始点・終了点を組み合わせてアニメーションさせる
線のアニメーションにも色々種類があると思います。
線が伸びて出てくるアニメーション
線が消えていくアニメーション
線が伸びて、後追いで消えていくアニメーション(リモコンからピッと操作する線のイメージ)
線が伸びたり縮んだり反復するアニメーション(通信中で行ったり来たりしている線のイメージ)
これらは開始点と終了点を組み合わせることでアニメーションさせます。
パスのアニメーションの方法
動かし方は、キーフレームを打って、0%から100%の数値を入れてください。
開始点と終了点ともに、同じです。
以上です。笑
雑ですみません。。
開始点・終了点が関係しあって、アニメーションするので全パターン説明するの難しんですよね。
方法さえ分かれば触っていく中で、覚えられると思います!(他人事。。笑)
まとめ
今回は、IllustratorのパスをそのままAfterEffectsに持ってくる方法をご紹介しました。
モーショングラフィックスのベースデザインはaiで組むことが多いと思います。
そんな時、この方法は必ず役立ちます。
多分、プラグインやスクリプトを使うともっと楽にできると思いますが、学生などお金をかけたくない方にはおすすめです。
また、もっと効率的な方法や他のやり方等、ありましたら教えて頂けると大変助かります!
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